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「不満そうですが、何か問題がありますか?」
一体なんなんだ、特別変なこと言ってないぞ。
「我々は神官補佐ですぞ」
「解ってます、だから何が問題なのか聞いているのです。先へ進めたいのですが宜しいですか?」
ああそうか、身分の低い者とは同席したくないってことか、くだらない。
「しっ、しかし…」
「…解らんかのう、神子は兎に角話しを最後まで聞けと言っておるのじゃ、席がどうじゃとかくだらぬことで一々中断させぬことじゃな」
老人の神官補佐だ、席は福神官の次で神官補佐の中では一番偉いっうことになるのかな。
「ありがとう、では続けます。人事部署の責任者に聞きます、神官になった者は最初に希望部署を提出しているはずですがここにある書類には書かれてません、その書類はどうしましたか、まだありますか?」
「はい……厳重に管理し保管しております」
「…そうですか、では再調査し図書館部署を希望しながら他の部署へ配属された者達の名を提出してください。最優先事項です、大至急提出してください」
返事の変な間が気になるんだけど、まさか人事部署の責任者、本当は書類が残っているかどうか解らないじゃないのか。
「はぁ、ですがそれでは人事・会計・教育の三部署の人員が大幅に減少し足りなくなると思うのですが…?」
「そうですぞ、特定の部署からの移動は迷惑ですな」
「………?」
教育部署の責任者の神官補佐が顔を歪め毒々しい感じ。話しが見えない、三部署の名なんてなんでここで出てくるんだ。
「話しの通じん者達じゃ、普段は偉そうにしておるのに大したことないのう。先ほど神子は神官に出身は関係ないと仰ったばかりじゃぞ、全部署からに決まっておろう」
「図書館へ貴族出身以外の者を配属すると言うのか!?」
人事部署の責任者が何故か驚いている。
「神官なったとき性を捨て名だけの存在になると義務つけられています。身分でいえば神官全員が貴族と同等です。貴方は神殿の規則に不満でもあるのですか?」
「えっ? いっ、いいえそんなこと…は、しかしこれまでの慣習では貴族出身以外の者は……」
「三十年ぐらいまで神官は貴族出身の者ばかりでした、どこの部署も一緒です慣習などありません」
ロトが思わずっう感じで口を出した、呆れたような顔をしてる。
「ほんにそうじゃ。第一、特定の部署からの移動は迷惑と今言ったばかりじゃろう、出来もせぬことをぐずぐずと何がいいたいのじゃ、神子の命令を拒絶したいならそう言えば良かろう?」
「なっ、筆頭とはいえ言って悪いことがありますぞ、拒絶したいなどとは言っておりません」
「ほおそうかの、では何がいいたいのじゃ?」
「そっ、それは……」
くだらないことをぐだぐたと先へ進まず段々苛立ってきた。もう爆発寸前。
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